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「母親」からの解放

久しぶりにセッション体験談をひとつ。 一年ぶりにセッションを受けに来た男性クライアントさま。 その時は三回受けて頂いたのだけれど、

目の前の悩み事を淡々と解放。 「あの時は絶望感しかなくて、

それがすっとなくなり、生きづらさが軽くなった」 との事で、 また変化が必要な時、

と自覚されてご連絡頂きました。 たくさん話したい方だったので、

ヒアリングたっぷりのコースをご選択され、 まずは「母親」の解放をすることに。 いつもお母さんの話を、怒ってする方です。 大人の自分に毎日電話してきて、 こっちの都合なんてひとつも考えてなくて、 俺の話なんて聞いてくれなくて、 自分の言いたいことばかり話して、 喧嘩になる! ちっとも親として俺をわかってくれていない! 愛された覚えすらない! 恨みばっかりだ! ……プンスカくんです。 前回の解放でも信じ込みの話をした途端、 「それって結局親が悪いってことですよね?」 と言い出しました。 いやいや、

親は意図して信じ込みを持たせようなんてしてませんから!

誰の責任でもないんですよー。 と、ご説明しても でもでもだって と仰る。 意図してなくても責任は親だってことだよね? ……屁理屈くんです。 ……いや、まあ、

ある意味わかりやすいというか……笑 話し合わなきゃ、と思うけれど いつもいつも喧嘩になるそうで。 そりゃそうだ……。

痛みを握ったままぶつけたらそうなります……。 がっさり解放しました。 スイッチもがっつり入れました。 すると 次の日、メールをくださいました。 「 昨日は、ありがとうございます。 母と話しまして、俺は、

今まで、母は俺の事を理解してくれてないと

思い込んでいましたが、話をしていて、

なんだ、分かってくれてないと思ったけど、

ちゃんと俺の事分かってくれてたんだ。

と感じたら、ホッとしました」 素早い行動と素直な気持ちにびっくりしましたが、 きっとこれをクライアントさまが

本当は望んでいたんだなあ、

としみじみ思いました。 屁理屈くんでプンスカくんなクライアントさまは 実はすごく素直で優しくて感じやすいから、

無意識にある痛みで苦しんでいらっしゃるわけでした。 どうぞ変化をお楽しみくださいませ。

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