苦しい中にいる時間は
まるで永遠のようにのしかかる。
もがいてもがいて
なぜ自分はこの状態なのだろうと
自分を責めてしまう。
今自分がいるところ
今自分が過ごす時間
それを否定してしまっている。
抜け出せない自分はだめだと
こんな自分はだめだと
なぜできないんだと
なぜ前を向けないのだと
自分で今の自分を否定してしまっている。
誰かの優しい言葉も
誰かの温かい手も
助けにならなくて苦しくて
だけど
今自分がそこにいたからとしても
今自分が抜け出せない時間の中にいたとしても
あなた自身の価値は
変わらずにそこにあるのだと
思い出してほしい。
誰にも奪われない
誰にも汚されない
誰にも傷つけられない
自分自身が否定しなければ。
だから「今」の自分を受け入れて。
受け入れられたときに
ああ、今自分はこういう時間を過ごしている「だけ」なのだと
今までこわばらせてきた身体が緩むのが
きっとわかるから。
あなたという存在の価値は
どんなときも
そこにいつもある。
曇り空や雨で見えない時でも
雲の上ではさんさんと輝いている太陽のように。
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